遠藤忠省税理士事務所

「金融所得課税」とは?【遠藤忠省税理士事務所】

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「金融所得課税」とは?【遠藤税理士事務所】

「金融所得課税」とは?【遠藤税理士事務所】

2021/10/29

「金融所得課税」とは?【遠藤税理士事務所】

 自民党の岸田総理が総裁選で挙げていた「金融所得課税の見直し」についてです。「金融所得課税」とはどういうものでしょうか?

まず「金融所得」とは、株式の配当金や、投資信託などの収益分配金、株式などの売却益のことをいいます。

 今の税制では、金融所得に係る税金は一律20.315%です。給料だと、多くもらっている人ほど税率が高くなる「累進課税」ですが、金融所得でどれだけ儲けたとしても、税率は20.315%のままなのです。100円の配当金でも、100万円の配当金でも、税率は同じです。

やっぱり給料が多い人の方が金融所得も多いので、課税の方法も一律20.315%ではなく、ちょっと違う方法も考えてみようかというのが、「金融所得課税の見直し」です。

ただ、岸田総理も総理就任後は少しトーンダウンされ、具体的なことは決まってないようですので、実行されるはだいぶ先の話かもしれませんね。

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